福岡を中心に様々な骨董品の査定・買取を行っているアジアアートギャラリー

骨董品や美術好きな人の中には仏像をメインに集めている人は意外に多く、普段から自宅やオフィスに所有している仏像などを飾っている人もいますが、倉庫や蔵などにしまい込んでいるケースもあります。 このような場合、所有している方が亡くなったときの遺品整理や年末の大掃除などで仏像を発見することがありますが、処分に困るというご家族が多いです。 仏像は個人の収集品としてだけでなく美術的・宗教的・歴史的価値のあるものなら、高値が付くことも珍しくありませんが、適正な価格で買い取りをしてもらうためには仏像の価値を知り、鑑定経験が豊富なプロの鑑定を受けて仏像の買取を考えてみてはいかがでしょうか。

仏像の種類(時代・産地など)

本来仏像とは仏教の開祖かつ信仰対象となる仏陀(ブッダ)の姿を具現化した偶像のこと。現在では如来様や明王、天部など仏教に登場する仏様全般の偶像のことをいいますが、仏像の始まりは1世紀末期~2世紀初頭にインドで仏陀が入滅(亡くなった)してから約500年後に仏陀の弟子たちが作り拝していました。 日本では538年百済の時代に「金銅釈迦仏像」が当時の天皇に献上されたことが日本書紀に記載されており、インドから中国そして朝鮮半島を経て飛鳥時代の日本に仏教が伝わったことで609年に飛鳥大仏が建造され、時代がたつにつれ南アジアやインド風の仏像も日本で見られるようになりました。仏像は仏様の種類や素材の違いなどでも仏像を分けることができます。 さまざまな国で仏像が制作されていますが中国製と日本製を比較した場合、日本製の方が高値が付きます。これはなぜかというと日本では大量生産をして卸売をするという概念がなく、受注生産がベースとなっていて仏師の一点物などが多い傾向にあるためです。 中国製のものは日本向けに大量生産された卸売のものが多く、技術よりもコスト削減を重要視しているため高値が付く一点ものが少ない・中国の仏師の技術が日本の仏師よりもレベルが低い傾向にあるため安い値段で取引されます。

仏様の格の違い

仏様は格付けがありその種類は大きく分けると最高ランクに位置する仏陀と同じと考えられている「如来(にょらい)」、その次に「菩薩(ぼさつ)」、厳しく教えを伝える「明王(みょうおう)」、如来や菩薩・明王以外の「天(てん)」という、仏教の教えや仏様を守る存在の4つに分けることができます。

素材や技法の違い

仏像は使用されている素材の種類によって作られた年代が異なることがあり、骨董的な価値が変動することが多い傾向にあります。仏像に使われている素材は次の5種類に分けることができますが、同じ素材でも技法が異なることも多いです。 ・木造 1本取りで彫り込んだ「一本造」と、2つ以上の木材を寄せ合わせた「寄木造」の2種類があります。一本造は飛鳥~平安時代に多く用いられた技法で、平安時代以降は寄木造が主流となっています。 ・塑造(そぞう) 藁やこうぞう・もみ殻などを混ぜ込んだ粘土で作った仏像のことで、芯となる木に藁の縄などを巻き付け、「荒土」「中土」「仕上げ土」の3つの工程に分けて土を付け形作っていきます。奈良時代によく用いられていた技法ですが、壊れやすく重いというデメリットがあることからそれ以降の制作数は少ないです。 ・乾漆造 塑土(そぞう)を使っておおよその形状を作ってその上に麻布を貼り重ね、中を空洞にして芯となる木材を入れ木屎漆で形状を作り上げる「脱活乾漆造」と、木材でおおよその形状を作り木屎漆で作り込んでいく「木心乾漆造」の2種類があります。 ・銅造 鑞型や土型・木型などに溶かした銅を流し込んで作る方法で、像の表面に鍍金(メッキ)を塗ったものは「金銅仏」と呼ばれています。飛鳥~天平時代に作られたもので優良な作品が多く伝わっていますが、現代でもこの技法で作られている仏像は多いです。 ・石造 山から切り出した石や自然石を彫ったもので、丸彫りして立体感のあるものや、レリーフのように彫ったもの、壁面への線刻などさまざまな種類があり、山の斜面にある岩壁に直接彫刻したものは「磨崖仏」と呼ばれています。

仏像が骨董品として売れる理由

仏教が深く根付いている日本では仏像はとても身近な美術品で、最も身近なところでは自宅の仏壇やお寺、そして美術館などの展示などといったものがあり、趣味で仏像を彫る人もいるほどです。 骨董品の中でも仏教美術品となる仏像は平安時代以前のものとなると、特別高値で取引されるものが多いため模造品が市場に出回っており、平安時代以降のものは後作りのものが多い傾向にあり、仏教美術品の中でも比較的取引価格が安くなります。 骨董品として希少価値がつく前提には「買い手がいる」ことが重要なポイントですが、年代が古く数少ないものや仏像を作る「仏師」の作品の中でも僧籍に入り修行の一環で作った仏像については「精魂込めて作った一点もの」とあることが多いため、骨董的・美術的価値が高くなることが多いです。

仏像には資産価値があるが売買方法に注意

仏像は個人の収取品としての価値だけでなく、仏教美術・古美術的な価値が高いものですがその価値は常に買い手側の状況により変動しています。 以前買取価格の査定を受けたときと数年後に再度査定をした時の価格が大きく異なることはよくあることで、鑑定者や買取方法などによっても価格は大きく異なり、買取方法には以下のようなものがあります。 ・オークションやフリマアプリ インターネットが一般家庭に普及している現代では個人でフリマアプリやオークションで販売することも多いですが、この場合落札者の希望価格になることが多く自分で発送準備をしなければならない、必ずしも買い手が見つかるわけではないというデメリットがある点は注意する必要があります。 ・質屋 質屋は「商品を担保にしてお金を借りる」ところですが、商品を引き取りに行かなければそのまま「質流れ品」になり、市場に流通してしまいます。しかし質屋で仏像をしっかりと鑑定できるところは少ないです。また仏像を店舗まで自分で持っていく手間がかかることもあり、緊急で現金が必要というような場合でもなければ避けたほうがよいでしょう。 ・リサイクル業者 リサイクル業者も仏像専門の目利きがいるところが少なく、美術品専門の買取店よりも安く買いたたかれることが多い傾向にありますが、無料査定ができ出張買取をしてくれる手間がかからず、仏像の付属品などもまとめて買取してくれることが多いです。 ・美術品買取専門店 美術品専門の買取店なら、経験豊富な古美術品の鑑定士のいるところを選びましょう。プロの骨董品鑑定士なら鑑定時の仏像の市場適正価格をしっかりと把握していますし、仏像の価値を最大限に見いだし高値が付きやすく適正価格で買取してもらいやすいです。ただし模造品や価値がないと判断されてしまった仏像や、付属品がそろっていないなどといった場合には買取を拒否されることもある点には注意が必要です。 手早く仏像を売買するのであればオークションやリサイクル業者が一番ですが、しっかりと仏像の価値相応の価格で売買するためには古美術の知識を持つ経験豊富な鑑定士に査定してもらうのが一番です。また鑑定者やお店によって価格は変わるため、できれば複数の店舗で仏像の査定をおこなうことをおすすめします。

まとめ

自宅の倉庫にしまわれていたり亡くなった方の遺品として残っている仏像の処分に困る人は多いですが、そんなときは専門業者に買取してもらうことをおすすめします。 売買方法はオークションやフリマアプリ・質屋・リサイクル業者といったものがありますが、市場価格や仏像の価値は常に変動しています。しっかりと仏像の価値を把握しそのときの適正な市場価格で高価買取をしてもらいたいのであれば、古美術専門の鑑定士のいる美術品専門買取業者を選びましょう。 福岡で仏像の買取を考えているのであれば、経験豊富な骨董品鑑定実績のある弊社にご相談下さい。 福岡市西鉄平尾駅から徒歩約1分、駐車場も完備していますのでアクセスしやすい立地で、無料査定・即現金買取をおこなっています。 メールでの査定も24時間・365日行っていますので、まずはお気軽にご相談ください。